高田清太郎ブログ

松籟閣にてお茶会



イベント

すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所

*    10月の三連休の中日はお茶会を楽しむ。
・    朝日酒造のロビーと松籟閣にてお茶会が催された。
・    当社の築縁様であられる小児科クリニックの太田先生の奥様がご亭主であった。
・    太田社中の流派は表千家である。私どものやっている裏千家とは少々作法も異なっているが教えていただきながらの、とても落ち着く空間を演出してくださり楽しい会であった。
・    11月からは炉の季節である。そして10月は風炉の最後の季節である。
・    また当日はしとしと雨模様、肌寒い空気に纏われての開催であった。お客様に少しでも暖の近くに!という想い計らいで中置風炉形式にしたとご亭主の太田さまのお話に部屋中が一層温もった。
・    厳の中にも柔!寒の中にも暖!茶器の説明や歴史のお話に参列者は大満足であった。
・    その後、お煎茶会:小川流にも参加させていただいた。最終席だったのでお客は私ども夫婦だけであった。
・    当日の裏方スタッフと同席と言うことでリラックスした会になった。ご亭主からは初めてのお煎茶会に参加した私達夫婦に初心者向けの細かい説明をしてくださった。アットホームな感覚はエントランスロビーの打ち放しコンクリート空間と絶妙な組合せになってくれた。まさに共鳴空間である。
・    お抹茶(薄茶・濃茶)とは一味も二味も違った感動シーンであった。
・    何せびっくりは10滴を搾り出すようなお煎茶作法に目は釘付けとなったのである。一煎目は甘くまろやか。二煎目はお茶本来の苦味を醸し出していた。
・    不思議な経験味でもあった。
・    秋の深まりを茶席で楽しむことが出来た。社中の皆様有難うございました。