築25年-
老朽化はあるが解体するにはまだ早かった
大きい手のひらのように包み込むRの壁や天井
この建物が持つ個性を存分に活かしてもらいたい
そして活かしたい
当時の作り込みと職人技
現代の考え方と使いやすさ
両方が持つ魅力を最大限発揮させるため
部分リノベーションを選択した
そして次の家族へカギが手渡された
リビング1
Rの壁を生かし柔らかく包み込まれるリビングとした
リビング2
以前から表していた、丸柱・梁をそのまま生かし、リビングとダイニングを視覚的に仕切る
リビング3
キッチン
木製のキッチンを採用。対面キッチンとすることで家族とのコミュニケーションが生まれる。
セカンドリビング・書斎
セカンドリビング兼書斎、客間として利用。限られたスペースの中で間取りの柔軟性を大切にした。
書斎
幅180㎝のワークスペース設け、効率化を上げた。
寝室
Rの天井をそのまま生かした。ウォークインクローゼットの壁を天井まで作らないことで広く見せる。
玄関
玄関を増築し、来客時でも混雑しないように計画した。
脱衣室
下流し-洗濯-干す-畳むまでの家事をまとめてできるよう計画。