シンボルマーク

押切駅前郵便局


長岡市
アトリエ・オフィス

形のむこうにみえるもの

この地の歴史、文化を伝えるものである。

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用意された敷地は、真ん中で中之島町と長岡市の両市町にまたがる土地です。

人と人を結ぶメディアに加えて、地域を越え拡がる意味合いからも象徴的な場所と言っていいでしょう。

更に、新しくつくられた道を挟んだ町の公園計画がされており、将来は、老若男女が集まるたまり場になり、格好なコミュニティーレジデンスといったところでしょう。

この敷地条件を生かし、時間を超えて培われてきたこの地の文化遺産をシンボリックに表現してみては、と提案させていただきます。

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建築は本来、環境と共生すべきものである。
また、バナキュラー(風土的)の存在であった。
地域特性の文化を担い、風土に融け込むべき存在であった。

やさしさは、お年寄りの口伝の昔話に語り継がれたものかも知れない。

環境共生とは、物理的な風土との共生であり、また精神的には、その地が長い間培った文化を担う、やはり風土との共生である。

押切駅前郵便局は、技術的やさしさとしてバリアフリーを採用。
精神的には、その地に長い間ある生活の香りを形にし、町のもつ特徴を生かそうとするやさしさ。

はさ木・レンコン・蔵・米俵・俵船・凧・・・。
その町が抱えた歴史を大切に伝える風土的 メモリアルアーキテクチャー。

尚、押切駅前郵便局は、コミュニティーホールを併設して地域住民のカルチャー活動に関係しようとしている。

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外観(全景)

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外観(スロープ階段)

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郵便局の正面入り口を望む

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風景を取り込むピクチャーウインドー

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コミュニティーホール