スタッフSです。
コロナ禍ではありますが、六月に出身地の札幌へ4年ぶりに帰省してまいりました。
高田建築事務所ブログらしく、ここではスタッフSオススメの札幌市近郊の建築観光スポットをご紹介したいと思います。

【札幌ドーム】

原広司氏が設計した日本でただひとつの屋内天然芝サッカー場です。
可動式フィールドによって野球用人工芝グラウンドとサッカー用の天然芝グランドが併用できる日本唯一のスタジアムでもあります。
現地で眺めるのも素晴らしい迫力なのですが、市内随一のビュースポット、藻岩山山頂からの眺めもオススメです。

その広大な石狩平野の中で一際、その存在を感じさせるランドマークです。屋根面から突き出した展望ステージからの眺めも素晴らしいです。

【六花亭　札幌本店】

JR札幌駅南口から徒歩5分の立地ながら、四季折々の表情を楽しめるガーデンが併設されています。ゆったりとした店舗内には、個性的な六花亭のパッケージデザインで使われているアートワークが随所にちりばめられています。市内中央部の喧騒からは隔たれた落ち着きのある空間設計も素晴らしいです。

このお店限定のイートインスペースも併設されていて、千歳空港などでは手に入れられない、味わえない、六花亭さんならではの美味しさを堪能できます。

【モエレ沼公園】

現代彫刻家・イサムノグチが環境デザインした公園です。設計監修はアーキテクトファイブ。

石狩川の河跡湖であるモエレ沼に囲まれた立地に、不燃ごみと公共残土により造成された人工の山‘モエレ山’を中心に空間デザインされた公園です。
ランドマークとなる‘ガラスのピラミッド’は北海道の自然と一体となる道民の営みの力強さ連想させる美しい建物です。

番外編建築中

【エスコン フィールド ほっかいどう：北広島市庁舎展望ロビー/テラス】

パリーグ日本ハムファイターズの本拠地は、2023年に先ほどの札幌ドームから北広島市に建築中の北海道ボールパークへ移転します。
ボールパークは宿泊施設・レストランだけでなく、商業施設やマンションまで、球場を中心とした街づくりが進められています。
核となる球場、「エスコン フィールド ほっかいどう」は、PayPayドームに次ぐ、日本で2番目の開閉式屋根付き球場となります。その屋根は雪国での運用を前提とした力強い構造ですが、外壁は広大なガラス張りとなり、既存のどの球場とも違った個性的なランドマークになるはずです。

※上記イメージパースはボールパーク様HPより引用

この建築中の新球場全体を眺められるビュースポットが、北広島市役所の屋上展望室にあります。フロアには‘白い恋人’で人気の石屋製菓さんによるイートインカフェが併設されています。

そして市役所庁舎前を通り抜けるJR北海道千歳線が眺められるトレインビュースポットでもあります。
大自然の中に造られた建築造形を北海道スイーツと一緒にお楽しみください。(北広島市民の公共施設です：一般に公開されていますが、開場時間を確認の上お訪ねください)

コロナ禍の情勢は日々変わりつつありますが、全国の有名建築を訪ねる旅にまた少しでも早く出かけられるようになってほしいと思っております。

新潟営業所　積算　佐々木