高田清太郎ブログ

夢実現:最高に幸せ!ロンドンオリンピックで金メダル獲得!



エッセイ

* 第30回夏季オリンピック:ロンドン大会は終わった。日本時間13日早朝(現地時間12日夜)にロンドン五輪スタジアムで閉会式が行われた。
・ 様々なドラマやオリンピック語録を残して十七日間の競演は終焉した。
・ 今大会での日本の金メダル獲得は7個であった。大会前の金メダル目標が「15個以上」であったから、目標の半分であった。しかし、メダル総数では38個と2004年アテネ大会の37個を上回る記録となった。前回の北京大会では25個であったから大きく返り咲いた日本勢である。
・ しかし、やはり、金メダル15個は各種目の試合内容を見ると射程距離にあったと強く確信したのは私だけではないと思った。次のリオデジャネイロ大会では飛躍してもらいたいものである。
・ 国を挙げての参加である。物心両面からの支援も大きなカギを成す。現在のオリンピック対策費が32数億円と聞いた。100億円近くの対策費を取る欧米海外組との間に埋め合わす何ものかの提案が必要とされている。
・ その中で二つの金メダルが気になった。
・ ひとつはボクシング男子ミドル級で優勝した村田諒太選手である。ブラジルのエスキバ・ファルカンを破り金メダルを獲得したニュースはとても感動的であった。日本人のボクシングでの金メダルは1964年東京五輪の桜井孝雄さん以来となると言う。48年ぶり2人目の快挙だと言う。
・ 8月13日日経新聞朝刊に「夢実現:最高に幸せ!」と村田夫妻が金メダルを手に満面の笑みで写っていた。
・ ” 村田妻が支え!”なる冠言葉は一般的と言えば一般的な見出しであったが、何故かジーンと来てしまった。
・ 北京五輪出場を逃し、一旦引退した後を「食事もろくに取らず、抜け殻のような毎日であった。本当にこの人はボクシングが好きなんだと思った」と振り返る妻の佳子さん。復帰後、前向きになってほしいと願いを込め「五輪で金メダル取りました。有難うございます。」と紙にしたため冷蔵庫に貼っていた。
・ そう、目標は未来のことであるが結果は過去形であるのである。この、目標を過去形にするのである。未来を過去に置き換えるのである。
・ 求めていることはすでに適ったと信じる力の凄さはバイブルにも取り上げられている。
・ 勿論、様々な出来事が重なりエネルギーとなって結果になったのであるが、目標達成を強くイメージすることで練習が単なる練習ではなくなる。凄いパワーを持って蓄積されていくのである。そして金メダル獲得である。
・ 貴方の求めるものを鮮やかにイメージしなさい!強く強くイメージしなさい!そして漠然とした目標ではなく、特定した目標を!メダルであれば何でもいいではダメ。金メダルを取る!この種目で!本大会で!と。
・ ナポレオンヒル(自己啓発作家・教育者)のは言っている。「強い人が勝つとは限らない。すばらしい人が勝つとも限らない。私はできると考えている人が結局は勝つのだ。」
・ 強く勝利をイメージすればそのように練習をしていく。ボクシングノートも確りと付けられ練習内容や自身の体の研究も本格的に取り組むことになる。そして、努力すれば夢がかなうと思ったと、コメントされていた。
・ 努力したから夢がかなったのではない。金メダルと取ったと確信したから努力したのであり、努力できたのであろう。と私はうなずいた。胸にジーンと来たわけである。

・ もう一つは日経新聞に村田選手の記事と並んで掲載されていた。レスリング男子フリースタイル66キロ級で米満達弘選手が金メダル獲得!
・ 米満選手は一か月前に父弘昌さんと食事をした際「いつも通り」に金メダル宣言をしていた。父親は「信じていた。夢がかなって本当に良かった。プレッシャーに負けないでよく頑張った。感動・感激です」
・ 特別ではなく「いつも通り」金獲得モードは確りと射程されていた。米満選手も金メダルは遥か彼方ではなく、直ぐそこに!いやもうすでに獲得したと言う確信であった。
・ おめでとう!日本の為にも有難う!益々のご活躍を!
オリンピックは感動の波であった。

この記事をシェアする