高田清太郎ブログ

お盆と墓参り!



イベント

すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所

*    夏季休暇をお盆の季節に合わせている企業が圧倒的多数だと思う。
・    しかし、近年ではお盆を忘れて夏季長期休暇だけを意識している人が多くなったとか?
・    細かいことは分からないが年に3回の大型連休の一つであることに変わりない。盆と正月に加えて5月の長期休暇を言う。
・    お盆は迎え火の13日から送り火の16日までを言うらしい。
・    「盆と正月が一緒にやって来た様だ!」とは:うれしいことが重なること、また非常に忙しいことのたとえ。として用いられる。
・    週休二日制で年間の総休暇日数が1/3にもなっても忙しさからは解放されない。
・    ちょっと時代をさかのぼった昔(昭和初期世代以前の人達にとって)の休暇は盆と正月しかなかった。貧しさの為に、いつも忙しく働かなければならなかった経済・社会の時代背景があったのである。
・    嫁さんに行った娘が夫と子供を連れ添って実家に帰ってくるのである。家から出た家族兄弟が顔を合わせて一年間のご無沙汰を確かめ合うのである。
・    お盆は一年に一度、普段ご無沙汰してる先祖様を想い出す日として貢献している。自分達が今日いるのはご先祖様がおられたからである。
・    毎日お仏壇にお参りする人でもお盆は特別の期間である。
・    この辺のお墓参りは13日迎え火の日である。この日に提灯に火をかざしてお墓参りに行く習慣はやめられない習慣である。
・    日本のお墓は家としての設えであり個人のものではない事が一般的である。それに引き替え欧米諸国では個人のお墓が用意されていることが多い。
・    個人主義の世界と家族主義の世界の違いが墓のあり方にもとってみることが出来るし火葬か埋葬かの違いもその原因の一つであるのだろう。・    我が家は分家であるからお墓を持っていない。長い間、本家の墓と女房の実家のお墓参りに家族で出かけていた
・    今年、6月にお袋が天に召された。お袋は純粋のクリスチャンであった。教会を通してもお墓のあり方が検討されている。教会としての共同墓地や家族墓地は田上町にあるのだが、あらためて自分たちの住む長岡市内に設えたいと家族で考えている。
・  墓を持たないと何となく”はかない”気分である???

*夏休みの初日に安曇野と小布施に出かけた。
・  安曇野は久しぶりにちひろ美術館に行ってきた。内藤廣氏の設計による傑作である。増築されてからは初めての訪問であった。大規模木構造で気持ちのいい空気が流れているのは以前と変わりなかった。
・  小布施は街並みを歩き、まちとしょテラソ(小布施駅前の図書館)に2年ぶりに行ってきた。日本建築学会の作品選集の審査時にお伺いしてからである。この日も暑い日であった。館内は涼を求めて多くの学生達が勉学に励んでいた。

ちひろ美術館:左側が増築棟である


増築棟部分

ちひろ美術館正面

小布施の街並み

小布施のシンボル:火の見櫓

まちとしょテラソ外観エントランス部分

館内は多くの人が本を楽しんでいた


13日はお墓参り

共同墓石もある