いまさら聞けない…断熱性能って何?
住まいづくり
春も近づき、もうすぐ新年度が始まろうとしています。
高田建築事務所の本社がある長岡市では3月中旬でも雪が降る日があり、
寒さの残る春から1年のスタートとなりそうです。
住まいづくりを考える上ではやはり
「暖かい家に住みたい!」
と思っている方が多いのではないでしょうか。
そこで関係してくるのが「断熱性能」です。
今回は家を建てる際にこれを知っておけば大丈夫!
と言える「断熱性能」についてポイントを絞ってお話しできたらと思います。
細かく見ていくと違うケースもありますので、あくまで参考までにご覧いただけたらと思います。
◆そもそも断熱性能って何?
そもそも「断熱性能」とは何でしょう?
文字通り“熱を断つ”性能のことですが、
言い換えると、屋外と室内の間で熱を伝えにくくする性能のことをいいます。
主に
- 屋根・壁・床など外部と接する部分の断熱材
- 開口部分(窓や玄関ドア)の種類・数・大きさ
- 建物の気密性(すき間の少なさ)
Etc…
といった要素で断熱性能が決まっていきます。
では、どうやって性能を判断すればよいのでしょう?
そこで指標となる値のひとつがUA値です。
UA値とは「熱の逃げやすさ」を表す数値のことです。
ですので、一般にUA値が小さいほど熱が逃げにくく断熱性能が良い住宅となります。
他にもいろいろな基準がありますので、
もっと詳しく知りたいという方はこちらを参考にしてみてください。
(参照)
国土交通省「建築物省エネ法に基づく建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度」とは
ラベル項目の解説 断熱性能
https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html
◆断熱性能を良くするメリットは?
では、断熱性能を良くするとどんな効果があるのでしょう?
・夏場は暑さを中に入れにくく、冬場は熱を外に逃がしにくい。
→快適な環境で生活することができる。
・冷暖房の効率が良くなる。
→電気代の節約に!
・部屋間の温度差を減らしてヒートショックを防ぐ
・結露・カビの抑制で健康と住宅の長寿命化
などなど、様々なメリットがあります。
ここで注意していただきたいところが…
断熱性能が良い=いつも暖かい とは一概に言えないということです。
えっ、と思った方はいらっしゃいませんか?
もちろん、先ほどのメリットの内容は間違いではありません。
では、どういうことなのか
窓を例に挙げて考えてみましょう。
一般的に熱は暖かい方から冷たい方へと伝わっていきます。
窓に日光が当たっても断熱性能が良ければ熱を伝えづらいため、室内はある程度涼しく保たれます。
では、冬場はどうでしょうか。
室内が冷えている状態で窓に日光が当たった時、同じように考えると室内は暖まりづらいというわけです。
こうして並列されると、当り前じゃないかと思うかもしれません。
でも実際に生活していたり、以前住んでいた家と比べたりすると、季節の変わり目である春先や秋口は暖房がないと今までより寒いと感じてしまうことがあります。
それは、決して性能が悪いからではなく、むしろ性能が良いから起こる現象です。
頭ではわかっていてもなかなか理解が追い付かないなと思う部分です。
いかがだったでしょうか。
「暖かい家」という言葉の中に含まれる意味合いは住まわれる方によって変わります。
そして住まいを考える上で出てくるご要望は様々だと思います。
そのときに「言葉の裏側を読み解くこと」がお住まいを考える上で一番大事なのではないかと感じます。
自分たちらしい暮らしを発見したい方、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
長岡本社 多田
新潟・長岡で注文住宅・リフォーム・店舗・福祉施設の設計なら/高田建築事務所










