社長ブログ

一努会



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新年度がスタートしました。
12月から1月にリセットされる年末年始に比べると、3月から4月は緩やかな変化に感じます。
それでも入学式や新社会人、ニュースキャスターも様変わりするなど、「フレッシュ」という言葉がぴったりで好きな時期です。
最近は花粉症のため対策用のメガネが欠かせませんが、これもフレッシュ季節と前向きに捉えています。

さて、先日は一努会(いちどかい)が開催されました。
これは年に3回、全社員が参加する社内イベントで、勉強会や社内コンペなどテーマは毎回変わります。
今回は住まいのエリア毎に担当者が発表するセクション部門の社内コンペでした。
エリア毎とは、玄関やリビング、水回りなど部分的にスポットを当てること。
前回の一努会が建物一棟を対象としたコンセプト部門でしたので、
今回はよりマニアックな内容になっています。

ひとり1分と限られたプレゼン時間の中でいかにアピールするかは、発表する側も腕の見せ所。
制限時間に凝縮された内容は、見ているこちらにもその密度がひしひし伝わってきます。

社内コンペスライド
(発表スライドイメージ)

プレゼンの一コマ。あるスタッフは、玄関はリビングやキッチンまで一体感をつくり出す素材の使い方に工夫をこらし、玄関がそこで完結するのではなく、空間全体まで波及するデザインを発表。
ある者は限りなく線を無くすため、下地に工夫を凝らすアイディアをプレゼンしてくれました。

他にもお客様の想いや、生活の工夫、照明のデザインまで幅広い内容が楽しく、そのカタチの背景を聞くことで、空間に物語が生まれます。
スタッフ同士でも他の人のデザインや考えを一度にたくさん触れる機会となり、
まさに弊社のスローガン「千人鮮色」の実践を共有できる機会です。

学ぶ語源は「まねぶ」とも言われます。
吸収できるところはどんどん学んでいけるスキルアップの機会となり、
私たちひとりひとりも、それぞれのカラーを持っている千人鮮色であることを実感する一努会となりました。