ムクの美しさ「ハイブ97」

ムクの美しさ「ハイブ97」

建築は、強・用・美+コストの上に成り立っています。

特に建築を頑丈にすれば良いという発想は、

ガチガチで時に閉鎖的な空間を造ってしまいがちです。

生活する上では、いかに開放を求めるかも重大です。

特に太陽光や自然景観を取り入れようとする時は、
開vs 閉のバランスが大切です。
センターコアは、閉を受け持ち、開放の援助をしてくれます。

OPEN&CLOSEDのハイブリッド工法!!

「閉じる空間はしっかり閉じて
開放する空間はしっかり開けよう」の工法です。
建築運動は、その時代の背景をしっかりと反映してくれています。
高気密・高断熱が生まれたのも「暖かい家づくり」
を求めることもさる事ながら、省エネ運動だった事は記憶に新しい。
石油ショックに始まりエネルギー対策から生まれたのです。
耐震工法は地震が来るたびに見直され、自然エネルギーとの格闘の歴史でもあり、
特にこの度の阪神・淡路大震災は、中途半端な意識を払拭してくれました。
しかし、これらの工法が大声連呼され、
時代が大きく動くと必ず反面性が現れてきます。
特に上記の2工法は「空間を閉じてしまう方向に」
向かわせてしまいがちである事は否めません。
確かに人たちの空間獲得の歴史は、
“包み込まれたい”“囲われる空間”に安堵するのですが・・・

それでも日本の建築は、自然との共生・開放性
が大切だとされて来た事は、今も変わりありません。
閉じるだけでなく開ける部分、方向もとても大事な要素なのです。
この度のハイブは、閉じる所はしっかり閉じ構造部分をもたせ、
開放する空間は積極的に開け開放的スペースをとろうとするものであります。
ハイブは、構造におけるRCと木のハイブリッド(混構造)の意味は勿論のことながら、
空間における「開」・「閉」のハイブリッドこそ強調したいことなのです。

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