シンボルマーク

宮内華(みやうちはな)


長岡市
アトリエ・オフィス

時代の流れが人の流れを大きく変えてしまった。

宮内地域は人口1万7千人。長岡市の約10%の人口をかかえた、
古くは三国街道の宿場町として栄えた歴史の有る町でもあります。
しかし、大型店舗の洗礼に加え、郊外型の人たちが流れを大きく変
えてしまった。メインストリートの駅前商店街通りは、他の街と同じく
衰退し一部を除いて店舗は閉鎖、くしぬき状態である。

そんな中で、コンセプトは「宮内に華を咲かそう!」であった。
計画は医療関係の事務所と音楽教室そして3f建ての部分は将来
住居として準備をするものであった。
コンセプトのニつめは、ギターリストのk氏の想いを継いで「地域
に密着した小さな音楽堂で手作りの演奏会を定期的に開こう」とい
うものであった。

コンセプトの三つめは、親から子へそして子孫へのバトンタッチで
もある。この計画が5年後10年後に音大に勉強中の娘にひきつが
れ、新しい街づくりの拠点になってくれることを期待して。

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花びらをデザインモチーフにおいた外観

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アール曲線を照明、床タイルに

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階段踊り場から
受付カウンターを望む
ミニホワイエ

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定期的に小さな音楽会が開かれる2階音楽教室
移動展示場「ギャラリー華」