
宮内中央こども園
幼稚園・保育園

木もれ陽の降り注ぐ
小径ギャラリーのあるこども園 PATH & ALCOVE(小さな居場所)
摂田屋・宮内は、醸造、発酵の町 歴史は古く 産業とアートのまち
宮内中央こども園様は、まさにまちの中心に位置します。
時間と空間の中で織りなされてきた文化や産業もそれを継承していくのは人たちです。
こども園は、過去から現在、そして未来へと受け継がれていく記憶空間
第一期(40年前) お城のような、町の中のシンボル 象徴的存在
第二期(現在) 木もれ陽の降り注ぐ小径ギャラリーのあるこども園
PATH & ALCOVE(小さな居場所)
このたびの改築のテーマは、なぜか懐かしくなる空間
① デザインフォルムは樹々を配置し、2階廊下にはツリーアーチを:枝を張った街路樹を醸し出す。同時に内装デザインにも樹々の枝を設置し照明器具も放射状に配置する。
② 大きな空間に様々にアレンジした小さなアルコーブ空間が入り込む。園児たちの居心地のよきたまり場となる。特に二つの階段は時に洞窟のような演出を試みた。
③ コンクリ―トの構造は都市空間の中では要求されるが時に冷たさを演出することになりがちであるが、その内側の内装は木質のアーチを多用することで園児たちに優しい空間を演出する。
④ 宮内には、「秋山孝ポスター美術館長岡」がある。世界的グラフィックデザイナー秋山孝のポスターを展示したミュージアムをこども園2F吹抜ギャラリーに設置。産業とアートが織りなすまち:再び豊かなまちがふつふつと発酵し始めている。
空間をとおして浮き彫りにされる記憶は次世代へと継承されることでエネルギー化する。
幼き子供たちが育つために指を咥えないで手を加え伝えていきたいコンセプトはつづく。
正面のやまぶき色のデザインは、親鳥から食事をもらうとき、大きな口を開けてアピールする赤ちゃん鳥の口のなかの色
遊戯室に樹木にみたてた、大きな枝を照明器具で演出
デフォルメした桜の木の下には、想い出が眠る
A階段は背の高い木々が林立する洞窟のような居場所
B階段:森や星座や花火がレリーフとして写し出されている
ひよこ組さん:
乳児室とほふく室の中間に設置した水廻りは、ファンタスティックに不思議な国へ誘う
ツリーアーチで小径に覆いかぶさる木々の枝と図と地を変換して山々が重なってくる小径に変身
アルコーブのベンチは、こどもたちの小さなたまり場
道草が楽しい小径には、家々が並んでいます
ガラス手摺りには園児たちの作品が並びます
トップライトから光が降り注ぐガラス手摺りは、秋山孝ポスターミュージアム
絵本コーナーもツリーアーチに包まれている
二間つながりになる各保育室
【幼保連携型認定こども園 宮内中央こども園様】
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