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“リプチの森のたまご”誕生物語

2009.09.24

リプチの森のまちづくりが始まって足掛け3年である。
リプチの森は高田建築事務所が不動産部門のフォレスタカダと連携して21世紀に向かうあたらしいまちづくり(分譲土地)のモデルプランでもある。総区画数は全部で48区画である。(弊社HP・間知づくりを参照)
販売スピードが大変緩やかな中にも新たな町の息遣いが確かな足取りと共に聞こえてきた。
造成計画当初からリプチの森の公園に隣接して常設展示場を作る予定であった。中々時機を得ず本日まで来たが、漸くリプチの丘の隣に予定地を変更してつくることができた。
建設地のF区画は西側に太田川の土手越に川面を眺め、遠く田園風景の向こうには越後連山を横たえている。
大変な眺望の良いところでもある。太田川ではカワセミたちや鴨の群団にも遭遇することが出来る。
敷地の条件を活かして、1階に個室群〔寝室・子供室予定スペース・バスルーム関係〕を配置し2階には30畳台のLDKと言う典型的な高居間式住宅にした。(高床式とは違い木造2階建である。)
プレオープンは今年から新設されたシルバーウィークである9月20日~23日に設定。
ネーミングは「リプチの森のたまご」と命名された。
そもそもは国交省が推進する長期優良住宅先導的モデル事業である。〔こちらのニックネームは200年住宅〕6年間展示場として活用して住宅産業の活性化に寄与するようにと言う国の支援事業を得ての建設でもあった。同時に弊社にとっては初めての常設展示場の開設となった。たまごは生命を宿しているエネルギーそのものである。
様々なたまごがある。鳥の卵・カエルの卵・恐竜の卵?・びっくりマークの卵?
母親の胎内から生まれ出て時間を掛けて温められ、殻の中で成長して、時期が来るとその殻が割れて中から生命が生まれるのである。感動物語そのものである。
鳥の卵は時に内側から雛がくちばしで叩き、外からは親鳥がくちばしで叩いて殻を割る。「ソクタク同時」と言う言葉はそこから生まれたと言う。
リプチの森のたまごは自立循環型のたまごである。エネルギーを自力で作り自立しようとしている意味ではまさに卵である。
屋根には太陽光発電パネルや太陽熱利用によるソーラーれんで給湯・暖房機能を発揮する。雨水貯塔タンクで庭の植物に散水することが可能である。
サステネブル建築を目指していることから使用資材は県産材料を使用したり、和紙や珪藻土も多用することで同時にエコに寄与することになる。
都市・住環境を維持するにはエネルギーサービスするライフラインが必要である。地震や天災でそれらのライフラインがシャットダウンさせられるとその家では生活が出来なくなる。しかし、この卵はライフスポットで自立することが出来るように挑戦しているのである。
母親の胎内に居た時は、お母さんからの栄養分を血管というパイプラインを通して与えられていたが産み落とされた卵は自力で生きていかなくてはならない。リプチの森のたまごは住宅ではあるが、まさに生命を宿したたまごそのものである。
正面外観の木の上にたまごが載っている。そのたまご窓は室内側からは瞑想室デンの丸小窓である。
現在20家族がリプチの森に住んでいる。そして、そのリプチの森人にも新しい生命が4家族に宿った。まさにブラボー!
・・・・・小さい時の一番のご馳走が鶏の卵であったような気がする。栄養がとても沢山込められている。
   野草に生み付けられたたまご     シンボルのリプチの森のたまご     デンの内部から見るたまご窓
   太陽光発電パネルと集熱パネル   リプチ通りの突き当たり         200年住宅(外観)      
    
広がる2階LDKはワンルーム      リプチカフェもオープン          多くの人達がやってきた     
   元気の出るリプチ踊り          南側に隣接するリプチの丘        福島江にもハヤでにぎわう

 リプチの森のたまごシンボル (秋山孝氏作品)

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