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贈ることば=夫婦は共に職人になれ!

2010.11.17

今年、弊社は社員結婚のラッシュである。
結婚は連鎖することを何度も経験してきたところではあるが、従業員スタッフが60人弱の小企業の中での4人の結婚はラッシュといって良いだろう。
縁は異なもの乙なもの!と言うが結婚式に参列して新郎新婦の馴れ初めのご紹介を聞く度に縁結びの神様の存在を無視することができなくなるのは私だけではないと思う。
人の世の中!人文字が表す様に「人が一人でいるのは良くない。良き助け手・伴侶を与えようとして男のあばら骨から女を造られた」と創世記の最初のところで描かれている。
バイブルは続く『神は初めに人を男と女に創られた。やがて父母を離れて二人の者は一体になるのである。二人はもはや一体である。神合わせたもう者,人離すべからず!』と!
二人は出会いによって一体になるのである。そして、ご縁がとりなす宴になるわけである。
出会いの結果で最も大きな縁結びはやはり結婚である。本人同士は言わずもがな。家と家の縁結びになるわけであるから。そこにまつわる人々との繋がりご縁ということなる。
余談であるが、弊社では建築主様を地縁・血縁に準えて、「築縁」様と命名している。
建築主様と建築業者は大変な労力を使ってその家族だけの巣舞づくりを成し遂げてきたのであるから、正に同志と言ってよいであろう。同志であればその縁も尚のこと結束が固くなるのは人情でもある。
夫婦としての関係だけでなく、会社と従業員との関係も不思議なご縁で結ばれている。
さて、新郎H君が私どもの会社:高田建築事務所に入社されたのが平成10年4月(西暦1998年)であるから12年は経った事になる。丁度一回りの節目の年でもある。
10年は一昔!というが10年前の事件やその時代の背景を思い返すと一方ではるか彼方の様な気がし、そしてもう一方ではつい昨日の出来事のように思えることがある。この距離感は何なのだろうと時間距離のマジックにびっくりもし、がっくりもする。
ただ大切なことは着実な一歩を毎日踏みしめての生活をすることである。確りと急がずに、あわてずに着実な仕事をすることこそ肝要である。
新郎H君の職種は初めは営業職であったが、現在は設計職を中心に奮闘して頂いている。中心と言いましたのは、H君はその前後:営業職・工務職も同時にやってしまうことが多々あるからである。
営業からしなければ図面は描けない。現場でチェック確りしなければ設計ではない。そして思いを伝えることができない時には自分でつくり上げていくタイプでもある。
そんなわけでH君は大変個性あるスタイルで仕事に取り組んで、個性ある作品を生んでくれている。弊社の経営理念の一節に「個性ある巣舞づくり!」とあるが正に地でいっている感である。

*同じ響きのバイブレーション:
ここで新郎H君について少々ご披露すれば、新郎の学歴は長岡高専から長岡技術科学大学の機械科に編入している。
が、卒業を機に建築のほうに方針を変えたのである。機械ではなく人間と関わる仕事がしたい。(ネジをじっと見つめて一年?はやり切れない!と喩えで話してくれた。)
そこで新潟にある建築の専門学校に学び、卒業と同時に弊社に入社したのである。
建築の世界は工事途上でも変更は結構生まれてくるものである。
H君の専門は機械系であり、「軸受(ジクウケ)・ベアリング」の研究であったと言う。建築は「時間・空間・建築=略してジクウカン」という。
耳ことばで聞いていると共鳴してきたから不思議である。両方ジクウケとジクウカン:同じ響きであった。・・・・???そういうことでした。機械と建築同じバイブレーション!
そして、建築は一方で雑学だとも言われている。寄り道してくれば来るほど視野が広がり良き建築家の条件の一つだといわれている。勿論反対のケースも沢山ある。建築からメディアの世界や金融界に入るのであるから。

*職人気質の新郎!
どこからどこまでが職人の定義になるかは分からないが、自分で簡単にアイディアを形作ってしまうことを「即職人」というのだと定義すれば、H君は正に職人である。トイレの壁を塗ったりアブストラティック絵を描いたり!
しかも素材は廃品と成ったようなものを再生・リサイクルするケースがとても多い様な気がする。エコ時代である。にどこからとなく廃品を拾って来てはそれに息を吹き込むのである。正にエコマジックである。

*職人の職=耳(聞く)+音(声)+ホコ(道具)・(伐の右辺)
この文字の本来の意味等は無視して、何時もの様に勝手に自分なりに解釈するとを許していただくこととして、人は様々な杖や矛を持ち槍を持つもの。
彫刻家はノミ(ホコ)を持って石を打ち据え音を聞きながらタブローを創っていく。
音楽演奏者は弓(ホコ)を持って弦の声音を聞きながら演奏し、楽器も作っていく。
画家も小説家も筆やペン(ホコ)を持ってキャンバスに描いていく。

結婚・家庭生活も正に職人である必要があると思った。
お互いに相手の声を耳で聞き心で聞きとり、確りと受け止めていく。
そして、その時のホコ・槍は一体何であるのだろうか?槍はやりでも「思いやり」だと!やがて気がつく。
贈ることばは:結婚生活は二人でつくる作品作りであり、そして二人はお互いの職人であるべきなのである。
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*職人:職は耳+音+伐の右偏はホコ!ピッタリなことばだ! (重ねます)
職人の職は相手の声を耳で確りと聞いて選別して作りあげていく人の様に漢字が語っている。
新郎自体はとても熱中するととことんのめり込んでいく、自分で演奏をしていくタイプの人だと思う。
そんな新郎と波長の合うお客様とはリズムが会うから何度もリピーターが来る訳である。
実際に建築のほかに特技を持っているのが、カレーシェフを目指しているところである。私も食べさせていただき感想を述べると、何日も煮込んでコクを出すのであるからとても美味しいカレーであった。
当社のイベントや摂田屋町おこしには、Hカレーがとても人気である。
沸々と音を耳にしながら舌の矛を使ってつくり出すカレーを、私は今後「職人カレー」と呼ぶことにしよう。

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