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第12回長岡築縁会:未完成交響曲は3楽章:築縁会は「謝・安・学・紹」

2011.02.15

高田建築事務所長岡築縁会は今年で13年目:12回の開催である!(中越地震の年には中止)

築縁会とは弊社で建築してくださったOB様の会である。
2010年7月27日のブログで新潟築縁会イベントを報告させて頂いたように建築の築と地縁・知縁・血縁の縁を組み立てて、縁を築く会=築縁会である。
新潟築縁会は7月に開催され地引網を楽しむ会として定着して来ている。子供・孫と海を楽しむ会である。
長岡築縁会の特徴は築縁様のおすまいを訪問する会である。2月の第一土・日曜日にお引渡しから5年以内の築縁様を中心に参加を募る。建築主さまは人生の一大事業をするのであるから建築をする時にとても大きなエネルギー(知恵・知識・資財なども含めて)を使うものである。そしてお引渡しと同時に生活がスタートするのである。弊社ではアフターサービスとは言わないでスタートサービスと言う事にしている。と言うのは建築業者側から見れば確かに仕事が終わったからアフターである。しかし、巣舞づくりをする側からすれば生活のスタートである。であるから実際に住まわれてからはどのように生活されているか?スタートサービスをさせてもらうのである。
設計時では思いもよらなかったすま居方をされていることを発見した時は大変な感動ものであり勉強になるのである。
今年は13年目であるが開催回数は12回目になる。中越地震と水害のあった2004年の翌年の2月は中止させていただいたが、それ以外は継続させていただいている。
10年は一昔とも言うから築縁会も歴史の1ページを飾っている事は間違いないと確信している。
10年以上にもなれば、一般的には良く取ればベテラン・悪く取るとマンネリ化も指摘されかねない状況であるが、築縁会はますます新鮮さを増しているから不思議である。

築縁会のコンセプトは「謝・安・学・紹」:
築縁会の歴史を一言で表すとこの様に言えるのでは!?シャアンガクショウと読む。 交響曲は四楽章からなるが、シューベルトの未完成交響曲は三楽章で終わっているから未完成!三楽章+一楽章(築縁会)=4楽章で交響曲は完成をする。

① :第一回目開催当時は、すまい方を学ぶ会と言うよりもアフターメンテナンスにお伺いする会と言ったほうが適切な表現であった。どちらかと言うと受身的な会であった。はらはらどきどきしてお伺いしていたに違いないが、数多くある建築業者の中で弊社を選んでいただいたわけであるから、まず弊社スタッフと木族の会(協力職人さんの会)の皆で感謝をお伝えしよう。「謝=言+射」である。感謝は的をえた適切な言葉でお伝えしようという物であった。

② :アフターが悪いと築縁様からは安心してもらえない。一生懸命に作らせていただいた建築はそれなりに評価されるのであるが、お引渡しの次からの対応〔アフターと呼ぶのは建築屋サイドの見方。築縁様からはスタートサービス〕に不安があっては折角のエネルギーももったいないことになる。継続は力なり!アフターの良い会社:タカダで行くことが目標の一つでもある。

③ :アンケートが私のところに届きます。巣舞づくりが思った通りになった。思った以上になった。それはお客様からのお喜び表現である。そして今度は生活している築縁様から住まい方の新しい発見をすることである。私達の思いを超えた巣舞方を教えていただきます。その現場をじかに見聞きさせていただく事で正に「論より証拠・現場学」である。学は文字が語るように子供が謙虚に学ぶ姿勢で参加したいものである。

④ :以上で終わると3楽章である。築縁会の4楽章は「シャ・アン・ガク・ショウ」です。実はこの最後の章が無いと築縁様の心の中は不発である。人が最も嬉しいのは人が喜んでいる姿を見ることだと言われている。そしてその喜びに自分が立ち会っていたり関係していたらそれこそ嬉しい限りである。(決して隣の火事を喜ぶ心理が人間の本来性ではない。)ご紹介したい人がおいでです。実際に弊社に届くアンケートの多くは我が家を誇りにおもう。そして知人・友人・親戚に見ていただいてご紹介したい。と言ってくださる方が多いのである。或いは直接的で無くても間接的に個性ある巣舞づくり・我が家だけの巣舞づくりをしたいなら、高田建築事務所だよね!と応援歌が上る事がとても重要!何故か?繰り返すが返って来たアンケートには圧倒的に友人・知人・親戚にご紹介したいと思うと書かれているからである。
以上を持って築縁会という交響曲は完成するのである。
今年の長岡築縁会は2月5日・6日の両日に開催された。例年に較べると雪が多く降った年になった。しかし、築縁会の開催された両日はとても天候に恵まれた。
参加者の感想を以下に載せてみることにする。
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スタッフ氏名  S・N(インターンシップ)

素敵な可愛らしい笑顔で「私の自慢なの」と御家のことを語ってくださったお客様。築5年という歳月が経っているにもかかわらず、新築のような綺麗さを保っていらっしゃいました。未だに釘1本、壁に打つことができないそうです。画鋲1本すら家にはなく「額を飾りたいなと思っても飾れない。」と不満のような言葉もとても誇らしげに仰っていらっしゃいました。その事がとても印象に残っています。この御家族にとって高田建築で建てた御家は、単なる住む為の建物ではなく家族の象徴のような大切な空間であるというという想いがひしひしと伝わってきました。御家への愛情を感じられ、「この御家はお客様に大切にされて幸せですね。建物を愛してくださり、ありがとうございます。」と、私は社員ではないので言えませんでしたが、なんだか感謝の言葉を伝えたくなりました。とても笑顔の素敵な御夫婦で、そんな御夫婦に出会えたことを幸せに思います。なんだか毎年あの笑顔にお会いしたくなりますね。
 どの御家へお邪魔させていただいても、御夫婦の、御家族の笑顔は明るい素敵なものばかりでした。この笑顔を守る御家を造る高田建築はすごい・いい会社だなと思いました。いつか自分もこの素敵な笑顔の築縁様の仲間入りをしたいですね。
 築縁会の日は、素敵なお客様の笑顔に出会える日でした。同行させていただいた業者のトステムさんは終わりに「築縁会の日は、この仕事をやっていて良かったと思う。」とお話してくださいました。建築にまったく携わっていない私でさえも、とても暖かな気持ちになった1日です。携わった社員の方、業者さんは思いも一入だったのではないでしょうか?築縁会はこのスタイルを変えずに、お客様の素敵な笑顔に会うために出かける日として続けていってほしいです。
 素敵な会に参加させていただいてありがとうございました。長々とした感想で申し訳ありません。失礼いたしました。

スタッフ氏名 T・S

☆Ki様邸訪問
薪ストーブ・家庭菜園・自家製味噌作りなど素敵なスローライフをご夫婦お二人で楽しんでいられました。私たちがお邪魔したときも薪ストーブだけで吹き抜けの部屋全体があたたかく、暖房費もほぼ薪(無料)だけなので、手間はかかるがお金はかからないと笑っておっしゃっていられました。6月にはお子様が生まれるご予定で、2階のロフトからの転落や薪ストーブの火傷対策など、また相談させてほしいとおっしゃっていられました。
不満なところがないと大満足なご様子だったのでこちらも本当に嬉しく、笑いの絶えない楽しい時間を過ごさせていただきました。

☆Kb様邸
6ヶ月の定期点検をかねてお邪魔しました。床暖房のリビングではお子様が気持ちよさそうにお昼寝されていてかわいかったです。お客様が一番に口にされたのは雪のことでした。雪の後始末の事や雪の重みによる建具への影響など心配されていました。しかし、気になる点を挙げていくうちにご主人が「気に入っているところならたくさんあるのになぁ」と嬉しいお言葉をくださいました。

初めて築縁会に参加させていただいて、お客様の大満足の笑顔を見ることができました。普段の業務で直接お客様とお話しする機会がないので、なかなかお客様の顔を想像することができないのですが、今回お邪魔した2件のご家族の笑顔を忘れずに、今後も業務に取り組みたいと思いました。

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