高田清太郎ブログ

未過来去・・・・・巣舞づくりの不安解消



エッセイ

バック・トゥ・ザ・フューチャー

40回目の住宅見学会を迎えることができましたのも、これも 一重に皆様のお陰と心から感謝申し上げます。孔子も40才を 不惑の年と言っております。私達巣舞づくりをする時にも、 多くの迷い、不安を持つものです。「いつ建てようか」「土地はどこに」 「予算は・・・・・・・何年返済」「将来の家族構成は・・・嫁さんがきたら、二世帯、三世帯」 又「どこの業者にしようか」「どんな建方、設計は、工法は」「どこに借家?」「引越しは」 あげくはタンスの裏側まで心配になり頭の中は不安で一杯です。 夢ある巣舞づくりも、この不安ゆえに、重苦しくなる事業になってしまいがちです。 いったい不安とは何でしょうか・・・・・少なくても未来に起こる出来事に対する心配事です。 人は多くの想いイメージを抱いて毎日を生活しております。 このイメージにはプラスとマイナスがあって未来に対するプラスイメージを希望 と呼びマイナスイメージを不安と呼ぶのです。巣舞づくりは人生の一大事業 、それだけに希望と不安で一杯です。希望はどんどんふくらめ!不安は誰も欲しく ありません。このマイナスイメージの不安をなくすことが出来ないでしょうか?・・・ 方法は一つあるのです。・・・・・・・不安は未来に対しておこる事象ですから、 それを未来から過去にしてしまえばよいのです。”えっ”と思われるあなたに・・・・・・・ これから取組もうとする巣舞づくりは「うまくいくだろうか?」から「うまくできた」 とイメージして過去形にしてしまうことなのです。するとイメージはみるみる楽しく 善の展開を始めるのです。時に人はこれを「信じる」という言葉で表現しようとしています。 そしてこれは人間に与えられた特権の一つでもあるのです。よく証拠を見せたら信じるといいますが 実は、見てからは信じるとは言わないのです。確認するという言葉なのです。 人気シネマNO.1、バック、トゥ、ザ、フューチャーは、そんな心理をうまく映像化したものと言って よいでしょう。未来にいって確かめようとしたり、過去にもどったり、そこにはとてもコミカルにストーリー化 されています。巣舞づくりも不安が最後まで不安だと不完全になってしまいがちです。 巣舞づくり・・・希望は益々、未来形に、不安は過去形に織り混ぜて。未過来去に不安を解消してみては いかがでしょうか。