高田清太郎ブログ

猛暑お見舞申し上げます!



エッセイ

猛暑お見舞申し上げます!

暑い夏がやってきました。ビールがとてもおいしい季節でもあります。築縁様・木族の会の皆様にありましてはお元気でお過ごしのこととご推察申し上げます。

「育夢創造」:はぐくむ=育む=育夢

今年の弊社の年間テーマはすでにご案内の様に表題のとおりである。このテーマの検証は一年かけて毎週月曜朝礼で、又、各種会議ごとに重ねられ練り上げられていくのである。年初にその標語は以下の様に書かれ社内の至る所に掲げられている。

育夢創造

 

「巣舞づくりは夢づくり!」
目に見えない“想い”を目に見える“形”にしていくことが私達の職分です!
巣舞人さまの多くの夢を描き、大きな夢を育むのです!
「はぐくむ=育む=育夢!」と気が付いたとき!
「巣舞づくりは育夢創造!」

「1」:育夢活動はまず一歩から!すべての始まりは1である。
「3」:人間のバイオリズムは不思議に3の倍数であることが多い!3の倍数は6であり掛け合わせると18になる。平均して成人者の一分間の呼吸数は18回、体温はその倍の36度、心拍数は更にその倍の72拍、心の悩み煩悩は36度+72拍=108つ!と言うから何となく頷いてしまう。人間のバイオリズムも自然の摂理という大リズムの中で連動して呼吸しているのではないだろうか。

・ 「100」:数字の中で100なる数字は独特に形容されている。
・ 百科事典!百面相!百貨店!数字の100だけでなく多いことを言う時に使われる。
・ ライオンも動物の中で一番強いから百獣の王!(多くの獣の中で一番強い)と呼ばれる。
・ 八百屋さんはやさいを販売するお店屋さんである。八百屋の八百(やお)は沢山と言う意味を持つ。
・ お百度参りは願掛けの為に毎日100回お参りする。願いを叶えるため
・ 何度も何度もお参りし祈願することをいう。
・ 成績でも満点と言えばやはり百点満点である。
・ 議論百出・意見百出:は沢山の意見が出ることをいう。
・ 100聞は一見に如かず!この時の100も多くと言う意味である。しかし、1に負ける。

二年前に始めたホームページブログも三年目に入った。丁度この時期「100」なるキーワードの入ったブログテーマの連続であった。
① 100年の風!秋山孝先生と斎藤公男先生のコラボレーション
② 大震災から100日目!石巻と女川そして仙台・塩釜・松島に日帰り!
③ 映画“長岡花火物語”応援する会は一口100万円!
④ 100万人のキャンドルナイト!
⑤ 100点と50点の差は10100点と10050点の差!PTA会長卒業式挨拶

・・・・・不思議だ?ここまで考えて来て、それがどうしたしたと言うのだろう?と自問自答すれば、暑さのせいで今週のブログはブロックされた。とダジャレで脱線する。

脱線ついでに数字遊びをもう少し!
一日には24時間が存在する。24時間=1440分=86400秒:心拍数は72回/分:103,680回/日:呼吸数は18回/分:25,920回/日:この呼吸や心拍が停止した状態を肉体の死の世界という。生きている限り止まってはならない心臓の鼓動・酸素を送り込む呼吸の一鼓動・一呼吸は何とも神秘的なことだろうか。
人生50年から85才の時代に突入!人間の本来の平均年代は科学的にも120才だと言われてきた。その中間が折り返し地点で60才が「還暦」と言われる所以でもある。話を簡単にするために平均年齢を100才にしたとすれば、36、500日太陽の日の出のリズムを共有することになる。(この場合は宇宙船や飛行機などのスピードの速い乗り物からの日没は考えないことにする)また、時間にして876,000時間である。秒計算では3,153,600,000秒である。このように考えると長い人生のように感じるが有限であるという前提を肝に銘じたいものである。一秒一秒・一日一日がなんと大切なことだろう。
「一日一生」ともいう!物理的時間の長さではなく朝太陽が出て夕方太陽が沈み翌朝を迎えるまでのワンサイクルを一生になぞらえて過ごすのはとても大切なことでもある。明日になったら何々すると言うのではない。一日を一生の様に大切に過ごすことである。一期一会の精神と言っていいかもしれない。

小さな種を播いた。グリーンカーテンと言う装置を今年初めて試みた。私の会社での部屋は東西南面は外気と接し開放されている。天井を含めると4面である。思いっきり日差しが入り込む。午前中の早い時期から温度計は33度を超え蒸し風呂となる。今年は節電である。遮光をすることを朝顔とゴーヤに依頼した。毎日見ているがどんどん成長している。アクティブエネルギーに頼らないで自然パッシブエネルギーを採用するための初現的な装置ではあるがとても気分がいい。暑い真夏に向かって成長しているのであるからだ。一日に20㎝も伸びているように錯覚してしまう。

同時に工場土場の倉庫に添うようにして3本の欅の木を植えた。タカモクは材木を扱っている。しかし、製材品だけである。生きた木を植えたい。そんな思いが過去何度もあったが今回は行動が率先された。

3.11は何もできないくらいに被害を受けた。しかし、夢を育む一歩は確かに歩み始めた。年頭では予期しなかった「育夢創造」の年になったようである。

8.03には今年も長岡祭りで高田建築事務所と愉快な仲間たちが長岡花火を上げる。ベスビアス超大型スターマインである。こちらもご期待下さい。東日本大震災で被災された皆様へのエールになることも確信しております。

それでは、暑い夏がやってまいりました。皆様ご家族のご健康とご平安を記念申し上げます。

(巣舞る通信2011夏号より)

 

       稲穂が元気よく顔を出してくれた!     水稲は豊かな水と太陽によって育まれる!