高田清太郎ブログ

越後みしま竹あかり街道!



イベント

越後みしま竹あかり街道!

 

 

* 長岡造形大学の上野裕治先生とM市のプロジェクトでご一緒している。

・ その日の打ち合わせは10月26日であった。打ち合わせが終わると先生から、高田さん明日こんなイベントがありますから是非ともおいでください。私がご案内しますよ。とお誘いを頂いた。とても素敵なリーフレットであった。そういえばアオーレ長岡や長岡市内の至る所に掲示されている代物だ!気にはなっていたが直接足を運ぶところまで心は動いていなかった。

・ イベントのタイトルは「越後みしま竹あかり街道!」であった。

・ 10月27日は忙しい。町内文化祭・住宅見学会・新潟大学での非常勤講師(3コマ時間)と!そして夜にはAIJ主催の建築家講演会(こちらは申し込みせず)もあった。

・ しかし折角のお誘いである。講義終了後、帰り道の北陸自動車道を降りてから脇野町の会場方面にハンドルを切ってもらった。弊社の室長から同行してもらっている。運転も助かる。4.5時間の講義はやっている最中は楽しいのだが、やはり相応に疲れる。この後の運転はとても助かる。

・ ご案内には三島支所に車を止めてシャトルバスで出かけるようにとなっていたが反対の方に来てしまった。アクセスは逆コースになったが遠くから見える竹あかりに引き込まれて行ってしまった。

・ 最初のアクセスギャラリーで完全アッパーカット!魅せられてしまった。

・ 上野先生に携帯で電話する。現在位置を告げて移動を始めたが途中で会うことはできなかった。先生は主催者の中心の人である。どんなにかご多忙のことであろう。二度目の携帯電話ではついに通じなかった。往復の道のりを鑑賞しながらお誘いに感謝を留守電に納めさせて頂いた。

・ 事務所に帰ってきて私の簡単な感想をメールさせて頂いた。

上野先生 こんばんは!

幽玄な空間にとても感動いたしました。

凄いエネルギーです。

圧巻でした。

シャトルバスに乗らずに反対からアクセスしたので上野先生には大変ご迷惑をおかけしました。 余りの刺激的な空間にじっとしていることが出来ず歩き始めました。先生と出会うことを期待して移動しました。 お電話かけたのですが留守番電話にアクセスしてしまいました。次回にお会いした時にまた教えてください。 有難うございました。

(株)高田建築事務所  高田 清太郎

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・ 22:00頃、上野先生から電話が入った。これから撤収です。本日は来会有難う!の御礼電話であった。

・ そして翌日には上野先生からメールが届いていた。

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*高田様 おほめの言葉、大変ありがとうございます。

高田さんのような方からの励ましは、何よりのも力になります。

5時間のインスタレーションのために7月からスタートして約4ヶ月、こういうのは段取りがほとんどですよね。 そういうことを実務を通して学生たちに教えることができるチャンスはそうなかなかありません。 最後に成果を見て感動して、そして初めてこれまでやってきたことの意味を知るのだと思います。 工程管理、数量の把握と竹の切り出し及び各ステージへの配分、当日4時間のイベントへのスタッフ配置、地元の人達との意思疎通、等々、学生たちは今は分からなくてもきっと将来仕事について分かるときが来ると信じています。 竹あかりは一種の照明デザインですが、まちづくりや地域活性化に加え上記のようにとても多くの要素を含んでいると思います。 こういうチャンスにめぐり逢えたことを、私自身とても幸せに感じています。 今後ともご支援いただきますようお願いいたします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上野 裕治 長岡造形大学 建築・環境デザイン学科教授 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*余りにも多くの人の出にただびっくりであった。

・ 町おこしがここまで徹底されていることにただただ敬意を表したい。

・ 雪原をステージにした小千谷市山谷坪野の「ほんやら洞祭り」にも驚かされたが、脇野町の本町どおりの“竹あかり祭り”も半端ではない。

・ 村上の「町屋の人形さま巡り」や黒塀をライトアップする「宵の竹灯籠まつり」に匹敵するエネルギーだ。

・ 唯一日だけの為だとするイベント準備には割りかえすとそのエネルギーはとてもたいそうなものに思えるのである。

・ 上野先生からのメールから長い時間をかけて準備して開催する。そして一日の祭りは終了する。

・ 一日だからすごいのだろう。

・ 一日のために4カ月前からの準備をする。道なりの会場がキャンバスと化し歩きながら鑑賞する人々にはすざましい感動の渦を与えて止まない。

・ その夜は雲がかかりお月さんが顔を出さない。竹の中に鎮座する蝋燭の炎は闇間に命の光を放っていた。丁度、漆黒の宇宙に地球が輝いている様にもみえた。

・ 多くの人々の想いと手間を掛けた光群には只々感服であった。

・ まだ行かれた経験のない方々には来年度にはきっと参加して感動を体験してみてほしいところである。心に温かいものを頂けますよ。

・ 最後になりましたが主催者初めこのイベントにお力添え下さった皆様に新ためて敬意を表するものである。

・ 同時に、おっここ市に開催される宮内駅からAPM(秋山孝ポスター美術館長岡)までの間に準備されるインスタレーション:まちかど美術館も年々盛んになってくれることを一人祈念した次第である。

* 来年の為にインターネット上の新潟文化祭で紹介されていたので転写させて頂く! 「越後長岡百景」に選ばれている越後三島・脇野町をライトアップするイベント「越後みしま竹あかり街道」が10月27日(土)に開催されます。 越後三島・脇野町本町通りの町並み800mの沿道に地元里山から切り出した竹で製作した灯籠を並べ、ローソクやLEDライトで竹林や通りを照らします。 当日はミニコンサートや屋台村などもあります。 ぜひお出かけください!

また、11月3日(土・祝)に長岡造形大学で開催される「アートシンポジウム」で「竹あかり街道」実行委員会の増間さんからイベントでの取組などをお話していただきます。 こちらも参加者募集中です。ぜひお申し込みください!