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居場所探しの宿題が続く!

2015.05.26

すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所

小山剛さんを「偲ぶ会」が開催された。
*    弊社でお世話になっている社会福祉法人長岡福祉協会 高齢者総合ケアセンターこぶし園の元園長の故小山剛先生を偲ぶ会が5月24日(日)に開催された。
・    会場のハイブ長岡には多くの方が全国から参加されていた。
・    一部の偲ぶ会では田宮理事長・長岡市長・家族会会長・災害福祉広域ネットワークサンダーバード・職員代表の順で夫々のお別れの言葉があった。
・    そして最後のお別れの挨拶者・吉井新園長からはことの経緯の報告があり確りと継承をされている再確認でもあった。

・    今年2月17日の60歳の誕生日に発覚した病状を真っ先に当時の吉井部長に電話報告された。「落ち着いて聞いて欲しい。診察の結果最悪の状態になった。すい臓がんであり他の臓器にも転移しており1~2ヶ月の時間しかない。・・・・・今までやって来たことの方向は間違いない。是非ともその方向で実践していって欲しい」と!同時に田宮理事長への報告がなされた。
・    32年間の追求されて来た福祉介護も道半ばである。日本の福祉介護世界の新天地を求めて正に命を懸けての道のりであった。報告されていく過程や今後のことについてバトンを渡される吉井新園長への決意等を促された。
・    小山節を継承される誓いがなされたのである。
・    特に福祉介護の世界では形の無いゼロからの出発であり、一年365日24時間介護の時代の先駆けになられ常にパイオニア精神がご挨拶に加えられていた。
・    VTRでご生前の活躍されている姿を見るにつけ胸に迫るものがあった。
・    第二部は懇親会である。同グループのセントラルキッチン(3年前に弊社で設計監理をさせていただく)からの出前サービスがなされた。小山先生の想い出に新たな力を頂いた気がしたのは私だけではなかったであろう。

*    ふっと想った!
・    「介護の場所は住宅だ!」と声高にくりかえされていた小山園長の言葉が今でも離れない。
・    「住宅だよ住宅!」と声高に施設で一箇所に隔離されたような仕組みとはもうお別れしなければならない。
・    我社も巣舞づくりの建築主様に居場所探しの旅の同行者・水先案内人としての立場を鮮明にしておる関係上とても共感出きるものであった。
・    被介護者も居場所探しをしているのである。
・    こぶし園施設:入所者100名を生まれ育った地に帰すべく、とりあえず分散サポートセンターも最終形ではない。飽くまでも最終目的地は自宅介護だ!と小山節。
・    僭越ではあるが、いみじくも居場所探しの旅が共通のようであった。何時になく話が弾む時間を沢山頂いたのも感謝である。
・    介護の宿はどちらに!そんなテーマは正に「宿題」として残されて逝かれた。
・    小山先生は大きなプランを描かれた。方向を定める為に!そして宿題を頂いた。そんな気がした。

*    スタッフに宛てた小山先生の言葉
・    慣れてもよいが、狎れてはならない!
・    それくらいは自分で考えなさい!

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