高田清太郎ブログ

現代版ノアの箱舟!



エッセイ

すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所

千人鮮色は千人染色なり!
*    日経新聞(20150405)に「現代版ノアの箱舟」は救世主になれるか?と書き始められていた。
・    絶滅危惧品種が一年間に5万種といわれ保存に対する関心が世界的に高まっているという。
・    生物の保存を目指して「冷凍動物園」が国内でも広がり始めた。動物の精子や卵子を集めて凍結保存し、将来の人工繁殖に備える取り組みだ。
・    折りしも季節は丁度新入社員の皆さんが社会人として羽ばたく時だ。
・    言ってみれば企業は共通の目標と想いを一つにして艪を漕ぐ人達の乗り合い船である。
・    ノアの箱舟のようだ!と月曜朝礼にてお話をさせていただいた。

*    ノアの箱舟については説明するまでも無くご承知のように、「人々の心が神から離れて本来の神と人間との関係を越脱してしまう。悲劇はその結果としての物語である」
・    創世記に登場するノア夫妻と三人の子供夫婦:ハム・セム・ヤペテである。
・    そして、様々な動物がつがいでその箱舟に乗り込み、豪雨・水害から夫々の種が滅亡しないようにするお話である。
・    それまでの空模様が一変して黒雲に覆われる。そして40日40夜降り続いた豪雨で遍く地を覆いつくし生命を絶つのである。
・  水が引いたその後に種の保存を目標に乗り込む箱舟はDNAの保存カプセルでもあった。
・    ノアは他者には聞こえない声を聞く。これからやって来る災害(豪雨)である。かんかん照りのさなかである。周囲の者達にはやがてやって来る豪雨が人類を飲み尽くすと言うノアの話を信じることが出来なかった。

・    周囲の者達は、そう、誰もノアの言うことを信じなかった。シコシコと箱船を造るノアを奇人扱いするばかりであった。
・  果たして箱舟は完成する。そして、完成後直後から大雨が降り始める。
・    40日40夜降り続いた雨で地上は水没してしまう。これによって地上の生命は失われたと伝えられた。40日が過ぎると、やがて晴れが空の切れ間に現れた。日数をかけて水がすっかりと引き終わったときに、乗り合わせた人間と動物達は箱舟を降りて地上で新しい生活に入る。
・    有名なノアの箱舟の話である。

*    私達の会社でも動物の一種類(どんなに強靭な生命でも)だけの乗り合いでは弱い箱舟をイメージさせる。
・    今、就職活動が行われている。私達は民間企業である。毎年それなりにハードルも高くなってきてる。勿論、官僚試験とはおのずと違った見方で採用基準が置かれている。
・    会社としては同じ思考方法だけの人だけが集まると一致団結結束力や、何かをやろうとする時にはスピード感とパワーは確保できても、それを越える難局がやってくると直にトーンダウンである。
・    様々な新しいアイディアが生まれてき難いといっても良いだろう。
・    むしろ、ノアの箱舟に乗り合わせた様々な動物達のように多くのDNAが必要とされている事だと思う。
・    学生時代に評価された成績の良い子も悪い子も自分の頂いているDNAの素晴らしいタラント・能力を生かしあうことこそ肝要である。
・    80点の能力を頂いた人は80点の仕事がスタートライン。30点の人はそこがスタートラインだ。決して50点の差があるのではない。
・    80点の人は80点取って100%・30点の人が60点取れば200%である。
・    一人一人の能力は様々な尺度で測られる。その様々な尺度であるからこそ個性が生かせるのである。

*    個性あるすまいづくりは個性あるスタッフによってつくり上げられるからである。
・    弊社のロゴである「千人鮮色」は染色体DNAの染色かもしれない。
・    千人染色である。
・    そして記事を読みながら一日も早く戦力になってもらいたい!と祈るのみである。