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APMが登録有形文化財に登録答申される。

2016.03.25

すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所

*    20160312(土):APMが登録有形文化財に登録答申が行われた。新潟日報に掲載された。
・    大正の風情を残す:と頭に書き出しがある。
・    長岡市宮内2の秋山孝ポスター美術館長岡(APM)本館は、北越銀行の前身である旧長岡商業銀行宮内支店として1925年(大正14年)に建設された。鉄筋コンクリートづくりで、館内は高さ5メートルの吹き抜けになっている。鉄骨トラス(フレンチトラス)の屋根、れんがを模したタイル外壁など、大正時代の建築様式を色濃く残す。2009年に同市出身のポスターデザイナー秋山孝さん(63)の作品を展示する美術館として生まれ変わった。秋山さんは「美しい建物なので、多くの人から大切にしてもらいたい」と話した。

*    振り返ると一度は民間の倉庫として使用されていた旧銀行建物を用途上不要ということで取り壊されようとしていた。
・    有志が集まり長岡市宮内町地元出身の多摩美術大学の教授である秋山孝先生にご相談したところ,間髪を入れずに美術館として使いたいと言う購入意向を示されたのであった。
・    美術館として開館したのは今年で7年目である。その二年前に購入・リノベーションの段取りに入る。
・    購入まではOKだがその後のリノベーションに大きな資金がいる事を後に知りAPM創設物語が始まるのである。
・    汗と知恵を出しながら資金集めが急務であった。本当に大金を集めることが出来るのだろうか?一時は不安が心配を呼びながらも仲間で結束力を発揮してくれた結果が開館7年目である。
・    敢えて言うなら不安よりも希望のほうが少し大きかったから実現しただけかもしれない。
・ ふり返れば感謝・万謝である。
・    復活したAPMでは年に4回~5回の企画展が開催されている。同じく美術館大学も年に4~5回ほど開催されている。
・    正に奇跡である。地元の上組小学校との連携は年を追う毎に密度が高くなってきている。
・    住宅があり働くところがあり教育が出来る!に美術館が加わった。正に活動する美術館である。鬼に金棒である。
・    APM開館5周年に合わせてAPM本館から距離にして数百メートルのJR東日本鉄道の宮内駅に隣接してAPMの蔵が建築された。
・    宮内駅のプラットフォームから東に望むと醸造の町摂田屋の顔に相応しい雁木を伴った清楚な佇まいを見ることが出来る。
・    正に地方創生を先取ったまちおこしのシンボルでもある。
・    APMは長岡市都市景観賞に新潟県建築士事務所協会設計コンペ奨励賞を受賞することが出来た。そしてこの度は登録有形文化財への答申がなされた。嬉しい限りである。関係者初め町の住民にとっても誇りとしたいところである。
・    今年の第一回企画展は4月16日(土)から始まる。合わせてこの日は15:00より美術館大学が開催される。是非とも皆様からは足を伸ばして欲しいところである。

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