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関わり方がもたらす変化



日々のこと

3月に入り、寒い日と温かい日が交互に訪れ、まさに三寒四温といった気候が続いています。

そんな中、先日、雪が解け路面も乾燥していたので、ここぞとばかりに友人とツーリングに出かけました。

 

久しぶりにバイクに跨り、車で走り慣れた道を意気揚々と走っていると、ふと気が付くことがありました。

 

タイヤから伝わる道路の滑らかさ

ジャケットに感じる太陽の温かさと風の重さ

ヘルメットの吸気口から流れてくる土の匂い

高音のエンジン音とタイヤが路面を擦る轟音

視界に飛び込んでくる空の青色と太陽のまぶしさ

車を運転していては得られない感覚が、何か特別なものに感じました。

今まで何気なく通っていた道も外との関わり方が変わるだけで違う世界のように感じます。

実は住まいとの関わり方も同じなのかもしれません。
幼い頃、浴室の照明が切れてしまい脱衣室の照明だけで夜、お風呂に入ったとき、暗いけど非日常感という何ともいえない高揚感を思い出しました。

 

いつもと違う場所に腰掛けてみたり

夜、照明を消して過ごしてみたり

裸足で歩いてみたり

窓を開けてみたり

視線を低く(高く)してみたり…

住まいとの関わり方を少し変えるだけで、新たな居場所を見つけたり、居心地が良くなったりと、思わぬ発見があるかもしれません。

間取りや家具レイアウトを変える『Re(再び)form(形式)』だけでなく、私たち自身の住まいに対する“関わり方”を少し変えてみる『Re(再び)form(姿勢)』で、住まいの新たな魅力を発見してみませんか。

 

長岡営業設計 杵渕