建具職人・家具職人の心意気
2020.10.19
空間を引き立てる家具や建具たち。
実は、一見しただけでは気が付かないところに、
職人さんたちのちいさな気遣いや想いが込められています。
◎建具の開けたときの戸当たり(形状から涙目と呼ばれています)
建具を開けたとき、取手と壁がぶつかる部分に透明のクッション材を取り付けています。
壁が傷ついたり、汚れてしまうのを防いでくれます。
◎棚板についている溝
棚板の裏側に、棚受け金具に合わせた溝を彫っています。
物を出し入れする際、棚板が滑り落ちないようにするための工夫です。
(オープンの棚板の部分のみ)
◎引き戸を吊戸にする
一般的には建具の上下にレールがつきますが、吊戸仕様にして床のレールを無くすことで、
隣の部屋と床が一体に繋がり・空間の繋がりや広がりをより一層感じられるようになります。
他にも図面には書ききれない細やかな気遣い・工夫が随所に隠されています。
快適な住まいの裏には、こうした職人の皆さんの想いが散りばめられているのです。
新潟工務 永原
この記事をシェアする
経歴を見る
BLOG
カテゴリ
- ー 住まいづくり (42)
- ー デザイン・インテリア (26)
- ーリフォーム (10)
- ー 現場 (12)
- ー イベント (14)
- ー メンテナンス (7)
- ー メディア (3)
- ー 日々のこと (49)