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「我が家再発見」

2020.08.4

例年ですと長岡花火が上がっている時期です。中止になった今年はなにかすっきりせず、花火が夏の到来を教えてくれるリズムとして体の中に染み込んでいるのだと改めて感じています。

それでも空に浮かぶモクモクした雲から夏らしさを感じています。

 

コロナ渦では、様々な生活の変化を私たちに求められています。

外出が減り、自宅にいる時間が増えたのもそのひとつではないでしょうか。

自宅の滞在時間が多いことで、わが家に触れる時間が増え「もっとこうしたい」という想いを持つ方が増えたと言われています。

私も自宅の意外な一面を発見した一人です。

 

 

ある朝、和室に行ったら引き違いの雪見障子の片方だけが上がっていました。

家族の誰かが開けたと思いますが、

そこから見える庭が何か特別のものに見えました。

 

屋内と屋外の光の差で外の庭がより浮かび上がっている様子。

他の家が映りこまないように開いた最小限の開口と同時に、緑が最大限取り込める窓の開き具合。

そして一番は、今まで見ていた我が家にもこんな見え方があるのかという、宝物を発見したかのような高揚感でした。

 

普段は全体の風景の一部に溶け込んでいる庭と、そこだけにスポットを当てるのでは違うものに見えてきます。

視点を変えて見ることが思わぬ発見にもつながります。

(ブログ「引き算で輝く借景」もご参考に。)

ただ、そのときにアンテナを張っていないと引っ掛からないことがあります。

 

 

他にも「リビングのテレビの位置が居心地を悪くしているのでは」と思い、

反対側の壁にTVを置き、新たにソファーを置いたら居心地の良い空間になりました。

手を加えて劇的に快適になると、前の不便を知っているだけに充実感が大きいです。

小さな家具レイアウトを変えるだけでもリフォームになり、そして我が家への愛着も増していきます。

 

 

住みながら発見し、手を加え、また発見していく。

住まいはそんな楽しさの連続なのだと最近は感じています。

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