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❛まちづくり❜は❛ひとづくり❜ 
その①

2019.02.18

高田建築事務所の本社社屋がある長岡市摂田屋。

醸造業で発展してきたこの町の歴史は深く、

古くは室町時代から続いている酒造会社もあります。

 

そんな歴史を背景に持った、魅力溢れるこの地区であっても、

近年の人口減少の波には逆らえず、

古き良き街並みのなかでも空き家などが多くみられるようになりました。

近年の郊外型の暮らしによって、従来の暮らし方そのものが大きく変化してきています。

 

『人が集まって町が出来る。』

 

建築業は‘まち’や‘ひと’と密接に関わっているため、この問題は決して他人事ではないのです。

 

衰退していく問題を抱えている地域が増えていく中で、

自分の住む‘まち’の魅力をたくさんの‘ひと’に気付いてもらうにはどうすれば良いか。

 

今回は地元企業として過去にご協力させていただいた‘まちづくり活動’の事例を、

数回に分けてご紹介いたします。

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こちらは、地元小学校との共同企画「まちかど美術館」での木工製作風景です。

当社ではプレカット事業も行っていることから、木の端材が常に排出されており、

ここに着眼した地元小学校の先生からお声掛けいただき、共同企画として実施しました。

山積みになった端材を前に、子供たちは目を輝かせながら、

多種多様なカタチの材料を手にとっては、どんどんと形を表現していきます。

少々困難な形状のものは大工さんからもご協力いただき、

製作のアドバイスを受けたり、お互いに相談し合いながら作り上げていきます。

 

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純粋な感性にまっすぐ向かう子供たちの作品は、それだけで力を感じさせられます。

 ‘想いを形にする’

改めて、デザインの原点に触れる経験をすることができました。

こうして、活き活きとした現場での製作風景を眺めていると、元気な町を持続させていくためには、

地域内での世代を超えたコミュニケーションが重要であると思えてきます。

地元の企業として、将来この地域を担うであろう子供たちの成長や教育の一助となれることは

とても光栄なことです。

まちづくりの原点とは人と人との関係づくりから始まるのでしょう。

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さぁ、出来上がったこの作品群は、このあと更にバージョンアップをして、

また次のステージへステップアップしていきます。

デザインがまた新たな場を求めて活躍する。

「まちかど美術館」のあらたな展開に乞うご期待!

長岡本社・設計部 平澤

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