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三島郡和島村 O様
我が家は、築50年の家です。一部には築130年以上の建物もあります。以前改修したふろ場や台所、トイレは痛みやよごれが目立ってきました。機能面でも、台所が広すぎるなど、今の生活に合わなくなってきました。天井裏には、むささびやテンもいて、夜中に鳴き声や動き回る音が聞こえることもありました。リフォームの必要性をだいぶ前から感じていましたが、なかなか決断できないでいました。
そんな折、テレビの番組でリフォームを募集していたので応募してみたところ、最終選考に残り、リフォームへの思いが一気にふくらみました。しかし、惜しくも採用されず、小学校5年生の一人息子はがっかりしました。
そこで、リフォームを決意しました。しかし、突然決めたリフォームなので、見通しや計画が甘く、アフターについて毎日あたふたすることになりました。工事が始まってからも設計変更ばかりで、何度も打ち合わせを行いました。高田建築事務所や棟梁には、急なお願いにも誠意を持って応えていただき、感謝しています。
ミストサウナやジャグジー付のユニットバス、使いやすいキッチン、明るいトイレに満足しています。池の見える大きな窓があり、一階からも二階からも出入りできる広いロフト付きの子ども部屋に息子は大喜びです。天井板を取り去り、梁(はり)を出して古民家風にした居間には、いろりを移設したので、これからの使用が楽しみです。壊した床の間のけやき板を再利用して置き床を作ったり、古い箱階段を新しい階段下にはめ込んだりするなど、棟梁には、みごとな技を随所に発揮していただきました。
信州赤松のムクの床板や杉の雨板などを使用したリフォーム部分は、虫食いの梁や柱、くすんだしっくいの壁が残る既存家屋と一体となり、違和感がありません。
アプローチから見ると、窓と雨板が一部新しくなっただけで、外観に大きな変化はありません。しかし、中で暮らす家族(私、妻、息子、母)には、喜びと感謝の心が生まれ、生活に大きな変化がありました。
あたらしい巣舞での、あたたかい暮らし。
ふたこと目には、「リフォームしてよかったね。」という会話。
「あたふた」したリフォームの後は、うれしい「あたふた」が続いています。
平成16年発行新潟日報事業社刊
「我が家がいちばん!放題紙の巣舞に住んで」より