|
第479回
猪子場の家
外部から内へ同感覚に仕上げようと意識的に地窓を多用した。
奥と手前の空間は一体となり溶け込んでゆく
視線は制限され、つかず離れずの緊張感を与える
居間は見通しが良く、庭の向こうに田畑が広がる
庭に対峙して静寂を喫すると、
住宅街にあって、さも自然の内のような趣いっぱいの風景が目の前に現れる
自然とのつながりを感じられるよう造った深い庇は、
どこかほっとした懐かしい風景の家を感じてもらえればよい。
パインの無垢板は、住まい手自らが塗装し仕上げた
本当に必要なものを見極め、無駄を削ぎ落とし、
簡潔な納まりを詳細な図面で詰めてきた。
ファサードは、水平性を強調した和の要素を取り入れ、
秋田杉とガルバリウムを深みのある色調とし
シンプルで趣のある家となった。 |