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第467回
Urban micro city
たいむかぷせるの家
無数の灯り達がゆっくりと窓ガラスの向こうを流れてゆく。
ブルーの灯り、オレンジの灯り、そして白い灯り。
その灯り達の流れは、私達にはゆっくりとしか感じない。
実際は、かなりのスピードでバイパスを流れているに違いない。
そのスピード感も、灯り達の雑踏も私達には伝わってこない。
窓ガラスの向こうとこちら側では、時間の流れが違う。
私達が暮らすこちら側では、あきらかにゆるやかに流れている。
陽が昇ると、私達は窓ガラスを開けベランダへと出る。
小さな都会の時間達が流れ込んでくる。
空気も風も緑も音も、全てが都会の時間となって、体に染み込んでくる。
体内時計を外のスピードと同じにリセットし、私達は小さな都会へと出かけてゆく。
この、ゆるやかに流れる時間を私達はタイムカプセルに閉じ込めることにした。
永遠に閉じ込めることにした………。 |