高田清太郎ブログ

豪雨対策:太田川の川底さらいで大雨に対応



エッセイ

すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所

*    太田川の川底に溜まった土石を除去する作業が今年の5月から9月までの期間で工事が行われる表示が出た。
・    そして2ヶ月目に工事は完了した。
・    看板には川の流れを良くするための工事です。
・    まるで血の流れを順調にする手術です!とドクターが患者さんに告知しているように読めた。

*    いよいよ梅雨明け宣言である。北陸地方の今年の梅雨明は7月28日であった。
・    北陸地方は平年では7月24日となっているが昨年は8月7日と8月に一週間も食い込んだ。
・    しかし、梅雨明と同時に大雨の年も何回も経験している。
・    今年も全国到る所で豪雨による被害報告が出ている。梅雨明宣言後であることが気に止まる


・    <大雨>四国で総雨量1200ミリ超 北海道、九州も警戒を:気象庁によると、日本海北部に低気圧があり、低気圧から前線が北海道にのびている。低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気が西日本を通って、北海道に流れ 込んでいる。九州北部と四国、北海道では激しい雨が降っており、四国では局地的に非常に激しい雨が降っている。また、西日本では、これまでの大雨により地 盤が緩んでいるところがあり、特に四国では土砂災害の危険度が高い状態が続いている。(毎日新聞8/5)
・    九州・四国地方では台風の影響もあり梅雨明けした8月初旬に豪雨である。ゲリラ豪雨に被害は甚大であった。
・    大雨が降るごとに太田川の増水が気になった。橋桁まで何センチのところまでくると10年前の7・13水害を思い出す。

*    ある規模以上の街をつくり造成する時には開発行為の許可が必要だ。その時には必ず雨水排水のチェックが求められる。そして調整池が設置される。
・    急激な雨を一時ストックする池である。
・    近年では自然の調整池として田圃が用いられている。雨水を田圃でためるのである。排水する側の口に堰をするのだ。勿論全閉ではないが2/3も調整することが出来るというから田圃の力はすごい。
・    東京都内でも地下10数mのところに大きな排水溝が縦横無尽に設置された映像を見た。とても大工事だ。
・    しかし、どうしても避けて通れない自然水害対策である

*    大雨が降ると必ず浸水する地域がある。排水が出来ないからである。
・    その一つが長岡市の柿川である。豪雨注意報がでると何時も柿川の話題がでる。そして、事実いつもあふれる。
・    そこでバイパス工事が長い間かけて行われる、無事に完成して欲しい。
・    5年後の本領発揮が試される時が待ち遠しい。
・    梅雨明けに大雨がやってきた。そして8月7日の立秋を迎えた。

  

太田川は堆積土で両岸が狭まる     堆積土の掘削排出          ピッチは速く大雨の前に完成目指す

 

 

  

すっかり計画通りに排出!お疲れ様! 早速大雨に対応:ご覧あれ!      治山治水は国家の大本!